37.5℃までは平熱と考えてよいでしょう。
また、普段から平熱を把握し、その差が１度未満で全身の状態がよければ特に心配はいりません。時間を置いても下がらなければ発熱と考えます。
熱の出始めは寒気が出て手足が冷たくなりやすいので、身体を温めて手足が熱くなり、熱が上がりきるのを待ってから、今度は暑くなりすぎないように衣服や寝具で調節してあげてください。
発汗があればこまめに衣服やシーツ類を取り替えます。室温はやや低めに、換気もして調節しましょう。
特に気をつけるのは脱水症状で、尿量や回数、発汗、唇の乾き方などをよく確認するとよいです。
他に症状がなく、本人の機嫌や食欲等がいつも通りなら急な発熱で慌てて受診する必要はありません。翌日以降も続くようなら小児科の受診をおすすめしてください。
（参考/すくすく赤ちゃん/保健同人社）